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ゆで卵の驚くべき栄養価|健康に良い7つの理由を徹底解説

ゆで卵は、多くの人々に愛される手軽で美味しい食品です。しかし、その栄養価が驚くほど高いことを知っている人は少ないかもしれません。ここでは、ゆで卵1個(50g)に含まれる栄養成分と、それが健康に与える効能について詳しく解説していきます。

 

筋肉のもととなるたんぱく質

たんぱく質の重要性

たんぱく質は、筋肉や臓器など体を構成する主要な栄養素です。また、ホルモンや免疫物質として体の調節機能も担っています。

ゆで卵のたんぱく質量

ゆで卵1個にはたんぱく質が6.3g含まれています。これは、15~64歳男性の1日に推奨されるたんぱく質量(65g)の約1/10に相当します。

良質なたんぱく質

さらに、ゆで卵のたんぱく質は良質なたんぱく質であり、必須アミノ酸がバランスよく含まれています。これにより、消化や吸収に優れています。

 

重要なエネルギー源である脂質

脂質の役割

脂質は摂り過ぎると肥満の原因になるため避けられがちですが、私たちの体を動かす重要なエネルギー源です。

ゆで卵の脂質量

ゆで卵1個に含まれる脂質は5.2gです。卵黄にはレシチンと呼ばれるリン脂質の一種が含まれています。

レシチンの効能

レシチンは脳の発育に必要な栄養素で、細胞膜の主要な成分を作ります。私たちはこの栄養素を主に鶏卵から摂取しています。

 

ゆで卵に含まれる様々なビタミン

ビタミンA

ゆで卵には目や皮膚の健康を保つビタミンAが含まれています。

ビタミンD

カルシウムの吸収を促進するビタミンDも豊富です。

ビタミンB群

エネルギー産生に関与しているビタミンB2や、赤血球の合成に必要なビタミンB12が多く含まれています。

 

気になるカロリー量について

ゆで卵1個のカロリーは67kcalと少なめです。お茶碗に入れたご飯1/4膳と同等のカロリーであり、ダイエット中でも気軽に取り入れることができます。

 

ゆで卵は体に良いのか

ゆで卵はアミノ酸、ビタミン、ミネラルなど私たちが健康を維持するために必要な栄養素を多く含んでいます。さらに、比較的安価であり、スーパーやコンビニなど身近な場所で購入できるため、手軽に取り入れることができます。

 

脂質が多いって本当?

ゆで卵の脂質は他のたんぱく質源となる食品と比べても多くありません。以下の表で比較してみましょう。

食品 脂質量 (g)
ゆで卵 5.2
牛肉(100g) 10.0
鶏胸肉(100g) 1.5

この表を見ると、ゆで卵の脂質は決して多くないことがわかります。

 

ゆで卵はダイエット中にオススメ

ゆで卵は栄養価が高いうえに低糖質です。ゆで卵1個に含まれる糖質は0.2gと非常に少なく、糖質制限ダイエットにも適しています。

 

ゆで卵と半熟卵、生卵、目玉焼きの栄養を比較

卵は調理によって最も損失しやすい栄養素であるビタミンCを含まないため、調理法によって栄養成分は大きく変わりません。しかし、加熱温度が高くなると損失するビタミンもあるため、あえて栄養価の高さに順位を付けるとすれば以下の順になります。

1. 生卵

2. 半熟卵

3. ゆで卵

4. 目玉焼き

ただし、生卵は火の通った卵に比べてたんぱく質が体に吸収されにくいので、たんぱく質を補う目的で食べる場合は火を通した卵がおすすめです。

 

筋トレ男子注目!ゆで卵を食べるタイミングはいつ?

結論から申し上げますと、筋トレとゆで卵を食べるタイミングの関係に言及した著名な研究結果はありません。しかし、筋肉はたんぱく質からできているため、筋力アップにはたんぱく質が必須です。

たんぱく質の摂取目安

スポーツ栄養の研究では、1日に体重1kg当たり1.2~1.8gのたんぱく質摂取が目安とされています。体重60kgの方の場合、1日72g~108gのたんぱく質が必要です。

ゆで卵の食べるタイミング

ゆで卵の食べるタイミングとしては「朝食」がおすすめです。寝ている間に体の修復が行われるため、朝は体内のたんぱく質が不足しています。ゆで卵のたんぱく質は良質であり、かつ手軽に食べることができるので、ぜひ朝食にも取り入れてください。

 

まとめ

ゆで卵は栄養価が高く、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。低カロリーで低糖質なため、ダイエット中にも最適です。さらに、比較的安価で手に入れやすいことから、健康維持や筋力アップを目指す方にとって、非常に有用な食品と言えるでしょう。朝食や間食として、ぜひ積極的に取り入れてみてください。

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