【肌が光ってる人は危険かも？】ビニール肌になってしまう人の間違ったスキンケア5つ

「ビニール肌」とは、まるでビニールを張ったようなツヤを持つ肌の状態を指します。この状態は一見すると美しい肌のように見えますが、実は間違ったスキンケアを続けることで、非常にトラブルの起こりやすい状況になってしまっているのです。
ビニール肌は、角質層が薄く、肌のきめが失われているため、光を強く反射し、テカテカとした印象を与えます。医学的には特定の名称はなく、日常的には「ビニール肌」と呼ばれています。

通常、正常なターンオーバーが機能している肌では、角質細胞がしっかりと積み重なり、規則正しい肌のきめが形成されます。しかし、ビニール肌ではこのバリア機能が低下し、水分を保持しづらく、乾燥や敏感肌の原因にもなります。

今回は、ビニール肌に陥りやすいスキンケアの誤りを5つご紹介しますので、ぜひ確認してみてください。

1. ふやけ摩擦を起こしている

湿った肌をこすることの危険性
「ふやけ摩擦」とは、湿った状態で肌をこすることによって引き起こされる炎症の一種です。少し湿った肌ではあかが出やすくなりますが、乾いた肌をこするとあまり影響を与えません。
ビニール肌の人は、必要な角質までもこすり落としていることが多いです。特に、ぬれた状態でこすり続けることはリスクが高いので注意が必要です。

2. 誤った方法で洗顔している

洗顔時の注意点
多くの人が洗顔時に見落としがちなのが、以下のような行動です。
- 洗顔時間が長すぎる
- 顔を強くこすりながら洗う
- 強力なクレンジング剤や洗顔料を使用する
- タオルで顔を拭くときに、強くこすりつける
こうした洗顔方法は、肌に必要な油分までも取り去ってしまい、ビニール肌を引き起こす原因になります。

3. 誤った方法で保湿している

保湿もやり方を見直そう
化粧水の使い方にも注意が必要です。特に以下の行動は、ビニール肌を悪化させることがあります。
- 化粧水を長い時間かけてたたき込む
- コットンを使用する際に、強くこすり合わせる
保湿は大切ですが、正しい方法で行わないと逆効果となるため、使用方法を見直す必要があります。

4. 角質ケア、毛穴ケアのやり過ぎ

スペシャルケアの落とし穴
角質ケアや毛穴ケアは、多くの人が行っているスペシャルケアですが、やり過ぎには気をつけなければなりません。
自宅でのピーリングなどは、簡単に見えるかもしれませんが、実際には非常に繊細なケアです。
クリニックでのピーリングは、角質を傷めることがないように調整されていますが、自宅で適切なケアを行わないと、肌に必要な回復時間を与えられず、ビニール肌を悪化させてしまうことがあります。

5. とにかく肌を触る

触れ過ぎは大敵
顔を触る癖がある人もビニール肌になりやすいです。角質層は非常に薄く、触れた分だけ傷んでしまいます。
特に注意が必要なのは、以下の行動です。
- 美顔ローラーを長時間使用する
- 自己流のマッサージを行う
- 顔そりを行う
- スキンケアアイテムやメイクアイテムを多く使う
触れ過ぎは肌のバリアを破壊し、敏感肌やビニール肌を引き起こす要因となります。

まとめ

ビニール肌は一見美しく見えるものの、実は危険な肌状態です。間違ったスキンケアを続けることで、どんどん肌がトラブルを抱えてしまいます。
正しいスキンケアを意識し、ふやけ摩擦や誤った洗顔、保湿方法に注意を払いましょう。また、ケアのしすぎや肌に触れ過ぎないことも大切です。
これらのポイントを守ることで、美しい肌を保ちながら、トラブルを未然に防ぎましょう。